
※このページはプロモーションを含みます。
ハンドメイド作品をネットで販売するなら、どのサービスを選ぶ?
アクセサリーや雑貨、バッグ、インテリアなど、自分で制作したハンドメイド作品を「インターネットで販売してみたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
オンラインで作品を販売する方法には、ハンドメイド作品を中心に扱うマーケットプレイスへ出品する方法や、自分のネットショップを開設する方法などがあります。
その中の一つが**minne(ミンネ)**です。
minneでは無料で販売者登録を行うことができ、作品が購入された際の決済はminne側で行われます。注文が入った後は、販売者が購入者の指定する配送先へ作品を発送する仕組みです。
一方、ハンドメイド作品を販売できるサービスはminneだけではありません。
Creema(クリーマ)やiichi(イイチ)といったマーケットプレイスのほか、自分のネットショップを作成できるBASE(ベイス)なども販売先の候補になります。
サービスによって、
- 初期費用・月額費用
- 作品が売れたときに発生する手数料
- 手数料の計算対象
- マーケットプレイス型かネットショップ型か
- 販売できる商品
- 決済の仕組み
- ショップの作り方
- 集客方法
などに違いがあります。
そのため、「有名だから」という理由だけで販売先を決めるのではなく、自分が販売したい作品や販売スタイルに合っているかを確認することが大切です。
この記事では、これからハンドメイド作品のネット販売を始めたい方に向けて、まずminneの特徴や販売方法、手数料を詳しく解説します。
そのうえで、Creema・iichi・BASEについても同じ基準で確認し、それぞれの違いを比較していきます。
※料金・手数料・サービス内容等は記事作成時点(2026年9月)に各サービスの公式サイトで確認した情報をもとにしています。料金体系やキャンペーン、利用条件等は変更される場合があるため、申込・登録前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
minne(ミンネ)とは?

出典:minne公式サイト
minne(ミンネ)は、GMOペパボ株式会社が運営するハンドメイドマーケットです。
アクセサリー、ファッション、バッグ、家具、インテリア、食器、アートなど、さまざまな作品を販売・購入できるマーケットプレイスとして運営されています。
自分で一から独立したECサイトを構築する方法とは異なり、minneというマーケットの中にショップを作り、作品を登録して販売する仕組みです。
そのため、
「自分で作ったアクセサリーをネットで販売してみたい」
「趣味で作っている雑貨の販売を始めたい」
「ネットショップを一から構築する前に作品販売を経験してみたい」
といった場合にも検討しやすい販売方法の一つです。
公式サイトによると、販売者登録は無料です。購入者から注文が入った際の決済もminne側で行われるため、販売者が個別に購入者から代金を回収する仕組みではありません。
minneの特徴
無料で販売者登録ができる
minneでは、作品販売を始めるための販売者登録を無料で行えます。
ハンドメイド作品のネット販売を始める際、「作品が売れるかまだ分からない段階で固定費を負担することに抵抗がある」という方もいるでしょう。
minneは販売者登録自体に費用がかからず、通常の販売では作品が売れた際に販売手数料が発生する仕組みです。
そのため、まず作品を登録してネット販売を始めてみたい場合にも選択肢になります。
ハンドメイド作品を探しているユーザーが利用するマーケットで販売できる
独立したネットショップを作った場合、ショップを開設しただけでは購入希望者に存在を知ってもらえないことがあります。
一方、minneは作品を探したり購入したりするユーザーが利用するマーケットプレイスです。
公式サイトでは、54万人を超える作家・ブランドによる1,000万点以上の作品が販売・展示されていると案内されています。
多くの作品が掲載されているため、出品すれば購入につながると保証されるわけではありませんが、ハンドメイドやものづくりに関心を持つユーザーが利用するマーケット内で販売できることは、独立型ネットショップとの大きな違いです。
決済をminneが仲介する
ネット販売を初めて行う場合、購入者からどのように代金を受け取るのか分からない方もいるでしょう。
minneでは、購入時の決済をminne側が行います。
販売者は注文を確認した後、購入者が指定した配送先へ作品を発送します。取引が完了した売上金は、所定の販売手数料や振込手数料などが差し引かれたうえで振り込まれる仕組みです。
クレジットカード決済をはじめとする決済環境を販売者が個別に構築する必要がない点は、初めてオンライン販売を行う際に確認しておきたい特徴です。
幅広いジャンルの作品を販売できる
minneでは、アクセサリーや雑貨だけでなく、ファッション、バッグ、家具、インテリア、アートなど、さまざまなカテゴリーが用意されています。
また、条件を満たした場合には食品の販売も可能です。
ただし、食品については通常のハンドメイド作品とは異なる注意が必要です。販売する食品の種類や製造方法などに応じて、法令上必要となる営業許可や届出などを確認する必要があります。
「minneに登録できること」と「法令上販売できること」は別の問題であるため、食品販売を検討する場合は、minneの出品条件だけでなく、管轄する保健所等にも必要な手続きを確認しておくことが重要です。
minneでハンドメイド作品を販売する方法
minneで作品を販売する大まかな流れを確認してみましょう。
1.会員登録・販売者登録を行う
まずminneへ登録し、作品を販売するための販売者登録を行います。
販売者登録は無料です。
なお、公式ヘルプでは、事業形態が「個人事業主」または「法人」の場合には事業者確認申請が必要と案内されています。
登録時には最新の案内に沿って必要情報を入力しましょう。
2.ショップ情報を整える
販売者登録が完了したら、作品を販売するためのショップを整えます。
購入者は作品そのものだけでなく、
- どのような作家が制作しているのか
- どのようなコンセプトのショップなのか
- 発送までどの程度かかるのか
- 購入時に確認しておくことはあるか
といった情報を確認することがあります。
作品を登録するだけでなく、ショップの雰囲気や説明内容を整えることもネット販売では重要です。
3.販売する作品を登録する
次に作品を登録します。
公式ヘルプでは、作品写真をアップロードしたうえで、作品名、作品説明文、販売価格、配送方法などを入力する流れが案内されています。
特にネット販売では、購入者が実物を手に取って確認することができません。
そのため、写真だけでは分かりにくいサイズ、素材、色合い、使用方法、個体差、取り扱い上の注意など、購入判断に必要な情報を作品ページで分かりやすく伝えることが大切です。
ハンドメイド作品では一つひとつの仕上がりに差が生じる場合もあります。実際の商品特性に応じて、その点も適切に説明しておくとよいでしょう。
4.注文が入ったら作品を発送する
作品が購入されるとminneから注文のお知らせがあります。
販売者は注文内容を確認し、購入者が指定した配送先へ作品を発送します。
作品の破損を防ぐための梱包や、設定した発送予定に沿った対応なども販売活動の一部です。
発送後はminne上で必要な手続きを行い、取引を進めます。
5.売上金を受け取る
minneでは発送完了メールを送信した日が売上確定日となります。
公式ヘルプでは、毎月1日から月末までに売上が確定した注文が、原則として翌月末の振込対象になると案内されています。
また、売上代金の合計が1,000円未満の場合は翌月以降へ繰り越され、1,000円を超えた時点など所定の条件で振り込まれます。
売上金をそのまま全額受け取れるわけではなく、販売手数料や振込手数料などが差し引かれる点を理解しておきましょう。
minneの料金・販売手数料
minneを利用するうえで特に確認しておきたいのが販売手数料です。
記事作成時点で公式サイトに掲載されている通常の料金体系は次のとおりです。
| 項目 | minne |
|---|---|
| 販売者登録 | 無料 |
| 通常の販売手数料 | 注文額の10.659%(税込) |
| 販売手数料の対象 | 作品価格+購入オプション価格+送料 |
| 振込手数料 | 1回220円 |
| 売上金の基本的な振込 | 売上確定月の翌月末 |
| 売上1,000円未満 | 原則として翌月以降へ繰り越し |
通常の販売手数料は、**「作品価格+購入オプション価格+送料」の10.659%(税込)**です。
ここで注意したいのは、作品価格だけではなく送料も販売手数料の計算対象になることです。
例えば、作品価格だけを見て利益を計算すると、実際に売上金を受け取った際に想定より利益が少なくなる可能性があります。
販売価格を決めるときには、
作品の材料費
+梱包資材費
+制作に必要なコスト
+送料
+販売手数料
+必要に応じたその他経費
などを確認し、採算を考えることが重要です。
なお、minneには「minne PLUS」もあり、公式サイトではプランに応じて販売手数料が最大10.45%まで優遇されると案内されています。
利用条件や料金体系は変更される場合があるため、利用を検討する場合は最新の公式情報を確認してください。
minneの販売手数料を具体例で確認
例えば、次の注文を想定します。
作品価格:3,000円
送料:300円
購入オプション:なし
この場合、販売手数料の対象となる金額は3,300円です。
通常プランの場合、
3,300円 × 10.659%
が販売手数料の計算基準となります。
さらに、売上金の振込時には1回220円の振込手数料がかかります。
販売件数が少ない段階では、振込手数料も利益計算に影響するため、作品価格だけで採算を判断しないようにしましょう。
minneのおすすめポイント
初期費用を抑えてハンドメイド販売を始めやすい
minneは販売者登録が無料のため、ネット販売を始める時点で大きな固定費をかけたくない方にも検討しやすいサービスです。
「まず数点の作品を販売してみたい」
「購入者とのやり取りや発送を経験してみたい」
といった段階から利用する方法も考えられます。
ただし、作品が売れた場合には販売手数料が発生するため、無料で販売活動のすべてを行えるという意味ではありません。
自分で決済システムを準備する必要がない
独自のネットショップを一から構築する場合、決済方法をどのように用意するかも考える必要があります。
minneでは購入者の決済をminneが仲介します。
そのため、販売者自身が購入者一人ひとりから直接代金を回収する必要がなく、作品制作や発送などに取り組みやすい仕組みになっています。
ハンドメイド作品を探すユーザーに作品を見てもらえる可能性がある
minneはハンドメイド・ものづくりに関連した作品が集まるマーケットです。
独立型ネットショップの場合、SNS、検索エンジン、広告などを活用して自分でショップへ集客する必要性が高くなります。
minneでも作品写真や説明文、ショップづくりなどの工夫は必要ですが、すでにマーケットを利用しているユーザーが作品を探す環境の中へ出品できる点は特徴です。
minneのキャンペーン・特典
minneでは時期によってクーポンやポイント・コイン関連などの企画が実施されています。
記事作成時点では、2026年9月16日から9月23日までの期間限定企画などが公式のお知らせに掲載されています。また、9月には購入者向けのクーポン企画やコイン企画も実施されています。
ただし、これらは購入者向けを中心とした期間限定企画であり、販売者登録をすれば常時一定額の特典が受け取れるというものではありません。
販売者にとっては、購入促進企画がマーケット内で行われること自体が販売機会に関係する場合がありますが、キャンペーンによる販売増加を保証するものではありません。
また、minne公式ヘルプによると、販売者自身がminneのクーポンを発行する仕組みではなく、クーポンはminne側が発行します。
開催内容や対象条件はその都度異なるため、最新のお知らせを確認してください。
minneはどのような利用シーンに向いている?
minneは、例えば次のような場面で販売先の候補になります。
初めてハンドメイド作品をネット販売する場合
無料で販売者登録でき、決済もminneが仲介するため、独自ECサイトを一から構築する方法とは異なる形でネット販売を始められます。
アクセサリーや雑貨などを少しずつ出品したい場合
作品数がまだ多くない段階から販売活動を始めることもできます。
ハンドメイド作品を探している人が利用する場所へ出品したい場合
独立したネットショップとは異なり、マーケットプレイスの中で作品を販売できます。
将来的に作家・ブランドとして活動を広げたい場合
まずminneで販売経験を積み、作品写真、商品説明、価格設定、梱包、発送、購入者対応など、オンライン販売に必要な業務を経験していく使い方も考えられます。
minneを利用する前に確認したいポイント
minneにはネット販売を始めやすい仕組みがありますが、登録前に確認しておきたい点もあります。
売れた場合には販売手数料が発生する
通常の販売手数料は注文額の10.659%(税込)です。
材料費や送料だけで価格を決めるのではなく、販売手数料を含めて利益を計算しましょう。
送料も販売手数料の対象になる
minneでは作品価格だけではなく、購入オプション価格や送料も販売手数料の対象です。
送料をそのまま購入者負担に設定した場合でも、その送料部分を含めて手数料が計算されます。
出品すれば販売できるとは限らない
マーケットに多くのユーザーがいることと、自分の作品が購入されることは同じではありません。
写真、作品説明、価格、ショップのコンセプト、発送条件などを整え、購入者が比較・検討しやすいページを作る必要があります。
販売できるもの・できないものを確認する
ハンドメイドマーケットには出品ルールがあります。
特に食品など許可・届出が関係する商品を扱う場合は、サービス上の規約だけでなく、関連法令や行政機関のルールも確認する必要があります。
minneのまとめ
minneは、GMOペパボ株式会社が運営するハンドメイドマーケットです。
販売者登録は無料で、通常は作品が売れたときに「作品価格+購入オプション価格+送料」の10.659%(税込)が販売手数料として発生します。売上金の振込時には1回220円の振込手数料もかかります。
購入時の決済をminneが仲介するため、これからオンラインで作品を販売してみたい方にとっても検討しやすい仕組みです。
一方で、販売手数料の対象には送料も含まれるため、販売価格を設定するときには材料費・梱包費・送料・販売手数料などを含めて採算を確認することが重要です。
また、minne以外にもハンドメイド作品を販売できるサービスがあります。
次章では、同じくハンドメイド作品を販売できる**Creema(クリーマ)**について、minneと同じ基準で料金・特徴・販売方法などを確認します。
Creema(クリーマ)

出典:Creema公式サイト
Creema(クリーマ)は、株式会社クリーマが運営するハンドメイドマーケットプレイスです。
アクセサリー、ジュエリー、バッグ、財布、ファッション、インテリア、雑貨、アート、食器など、さまざまなカテゴリーの作品が販売されています。
minneと同様に、ハンドメイド作品を探しているユーザーが利用するマーケット内へ作品を出品できることが特徴です。
独立したネットショップを一から構築するのではなく、Creemaというマーケットを利用して販売するため、初めてオンラインで作品を販売するときの候補にもなります。
Creemaの特徴
出店・出品は無料
Creemaでは、出店・出品に固定の費用はかかりません。
作品が売れた場合に成約手数料が発生する仕組みになっています。
そのため、
「まだどのくらい販売できるか分からない」
「まずは数点からハンドメイド作品を出品してみたい」
といった場合でも検討しやすい料金体系です。
ただし、販売成立時には成約手数料がかかるため、材料費や送料だけでなく、手数料を考慮して販売価格を設定する必要があります。
ハンドメイド作品を中心としたマーケットで販売できる
Creemaは、クリエイターが制作した作品を販売・購入できるマーケットプレイスです。
独立したネットショップでは、ショップそのものへの集客も販売者側の重要な課題となります。
Creemaの場合は、すでにマーケット内で作品を探しているユーザーに向けて出品できます。
ただし、多くの作品が掲載されているため、出品するだけで購入につながるとは限りません。
作品写真、タイトル、説明文、価格、発送条件などを整え、自分の作品の特徴を適切に伝えることが重要です。
作品以外にフードを扱えるカテゴリーもある
Creemaでは、ハンドメイド作品に加えてフードカテゴリーも設けられています。
食品をオンライン販売する場合は、必要な営業許可や届出、食品表示など、通常の雑貨・アクセサリーとは異なるルールが関係することがあります。
Creema上で出品できるかだけで判断せず、販売する食品や製造方法などに応じて必要となる法令上の要件も確認してください。
Creemaの料金・販売手数料
Creema公式サイトでは、出店・出品料は無料と案内されています。
作品・素材の販売が成立した場合は、**決済総額の10.67%(税込)**が成約手数料となります。
ここでいう決済総額には、作品価格だけではなく送料も含まれます。
| 項目 | Creema |
|---|---|
| 出店・出品 | 無料 |
| 作品・素材の成約手数料 | 決済総額の10.67%(税込) |
| 手数料の主な計算対象 | 作品価格等+送料を含む決済総額 |
| 売上金の振込 | 所定のスケジュール・条件に基づく |
| 振込に関する費用 | 振込先・条件等に応じて公式案内を確認 |
例えば、作品価格が3,000円、送料が300円であれば、決済総額3,300円を基準として成約手数料を考える必要があります。
minneとCreemaはいずれも初期の出店・登録費用を抑えて販売を始められる一方、作品が売れたときに手数料が発生する料金体系です。
料率だけを見るのではなく、「どの金額が手数料の対象になるのか」まで確認して比較しましょう。
※Creemaの料金・手数料は変更される場合があります。登録前に公式サイトの最新料金をご確認ください。
Creemaのおすすめポイント
ハンドメイドを中心としたマーケット内で販売できる
Creemaでは、ハンドメイド作品やクリエイター作品を探すユーザーが利用するマーケット内に作品を掲載できます。
アクセサリーやバッグ、ファッション、インテリア、アートなど、さまざまなジャンルを扱っているため、自分が制作している作品カテゴリーがあるか確認してみるとよいでしょう。
出店・出品時の固定費を抑えられる
出店・出品は無料で、販売成立時に手数料が発生する仕組みです。
ネット販売を始める段階では毎月の固定費をなるべく増やしたくないという場合にも比較しやすいサービスです。
ただし、作品制作に必要な材料費や梱包費、送料などは別途必要になります。
オンライン以外のクリエイター支援にも取り組んでいる
Creemaはオンラインマーケットだけでなく、クリエイターと購入者をつなぐイベントなども展開しています。
オンライン販売だけでなく、ハンドメイド・クリエイター市場を中心としたサービスを利用したい場合には、こうした事業展開も確認材料になります。
Creemaのキャンペーン・特典
Creemaでは、時期によってクーポンやマーケット内の各種企画などが実施される場合があります。
ただし、記事作成時点で、すべての新規販売者に常時適用される一定額の登録特典として紹介できるキャンペーンは確認できませんでした。
期間限定企画は開催時期や対象条件が変更されるため、販売者登録時には公式サイトのお知らせやキャンペーン情報を確認してください。
キャンペーンの有無だけで販売サービスを選ぶのではなく、通常時の成約手数料や販売方法、自分の作品カテゴリーとの相性なども含めて比較することが大切です。
Creemaの利用シーン
Creemaは、例えば次のような利用方法が考えられます。
ハンドメイド作品を探しているユーザーが利用するマーケットで販売したい場合
独立型ネットショップではなく、ハンドメイド・クリエイター作品を扱うマーケットプレイスを利用できます。
初期の固定費を抑えて販売を始めたい場合
出店・出品は無料なので、販売前から月額費用を負担する方式とは異なります。
アクセサリーからインテリア、アートまで幅広い作品を扱いたい場合
複数カテゴリーが用意されているため、自分の制作物に対応したカテゴリーを探せます。
Creemaを利用する前に確認したいポイント
Creemaでも、販売成立時には成約手数料が発生します。
また、送料を含む決済総額が手数料計算に関係するため、利益を計算するときには注意が必要です。
材料費、制作費、梱包資材費、送料、成約手数料などを考慮して販売価格を決めましょう。
さらに、マーケットプレイス型サービスでは同じカテゴリーに多数の作品が掲載される可能性があります。
購入者に作品の特徴を理解してもらえるよう、写真や説明文を整えることも重要です。
Creemaのまとめ
Creemaは株式会社クリーマが運営するハンドメイドマーケットプレイスです。
出店・出品は無料で、作品・素材が販売された場合には決済総額の10.67%(税込)が成約手数料として発生します。
minneと同様に、ハンドメイドやクリエイター作品を扱うマーケットの中へ出品できるため、独立したネットショップを一から作る方法とは異なる販売方法を選択できます。
販売先を検討するときは、手数料だけではなく、扱っているカテゴリーやマーケットの仕組みなども比較してみましょう。
iichi(イイチ)

出典:iichi公式サイト
iichi(イイチ)は、アクセサリー、ファッション、バッグ、器、インテリア、雑貨など、さまざまな手仕事の作品を取り扱うオンラインマーケットです。
作り手が制作した作品をオンラインで販売できるため、minneやCreemaとともに、ハンドメイド・クラフト作品の販売先を検討するときの比較候補になります。
iichiの特徴
出品料は無料
iichiでは出品料は無料です。
作品を掲載する段階で1商品ごとの出品料金が発生する方式ではなく、取引が成立した際に成約手数料が発生します。
そのため、まず作品を登録し、オンラインでの販売を始めたい場合にも検討できます。
手仕事の作品を中心に扱うマーケット
iichiでは、アクセサリーやジュエリー、衣服、バッグ、財布、器、インテリア、雑貨などの作品が取り扱われています。
「作り手」に焦点を当てたマーケットであることも特徴です。
自分で制作したクラフト作品を、手仕事の作品を探しているユーザーへ届けたい場合の選択肢になります。
独立型ネットショップとは異なる販売方法
iichiもminneやCreemaと同様、既存マーケット内へ作品を出品する方式です。
BASEのように自分自身のネットショップを開設するサービスとは、販売ページの仕組みや集客方法が異なります。
「マーケット内で作品を探してもらう販売方法を選ぶのか」
「自分のブランドのネットショップを作るのか」
という違いは、サービス選びで重要なポイントになります。
iichiの料金・販売手数料
iichiでは出品料は無料ですが、作品が売れた場合に成約手数料が発生します。
記事作成時点の公式案内では、作品代金の20%(税込)が成約手数料です。
| 項目 | iichi |
|---|---|
| 出品料 | 無料 |
| 成約手数料 | 作品代金の20%(税込) |
| 主な手数料計算対象 | 作品代金 |
| 売上金の受取 | 公式所定の振込スケジュールによる |
| その他 | 振込等の条件は最新の公式案内を確認 |
minneやCreemaとは手数料率や計算対象が異なるため、単純に同じ販売価格だけで比較しないことが重要です。
例えば3,000円の作品を販売した場合、作品代金を基準に成約手数料を計算します。
販売価格を設定するときには、20%の成約手数料を考慮して、材料費・制作費・梱包費などを含めた採算を確認しておきましょう。
※料金体系は変更される可能性があります。販売開始前にiichi公式サイトで最新情報をご確認ください。
iichiのおすすめポイント
手仕事を中心としたマーケットで販売できる
iichiは、作り手による手仕事の作品を扱うオンラインマーケットです。
ハンドメイドやクラフト作品そのものを探している人に向けたマーケットで販売したい場合に検討できます。
出品時の費用がかからない
出品料は無料なので、販売開始時に出品数に応じて料金が発生する仕組みではありません。
ただし、取引成立時には成約手数料がかかるため、販売価格を設定する段階で利益計算をしておく必要があります。
作品の背景も含めて伝えたい場合に検討できる
ハンドメイド作品では、完成した商品の機能や価格だけでなく、素材や制作方法、作り手の考え方などが購入時の判断材料になる場合があります。
iichiでは「作り手」を軸とした情報発信も行われているため、作品とともに制作背景を伝えて販売したい場合にも確認しておきたいサービスです。
iichiのキャンペーン・特典
記事作成時点では、すべての新規出品者に常時適用される金銭的な登録特典として紹介できるキャンペーンは公式サイト上で確認できませんでした。
キャンペーンや企画が実施される場合でも、期間・対象者・条件が設定される可能性があります。
利用時にはiichi公式サイトで最新のお知らせを確認してください。
iichiの利用シーン
iichiは、例えば次のような場合に販売先として検討できます。
手仕事やクラフトを中心としたマーケットで販売したい場合
アクセサリーや器、インテリア、ファッションなど、自分で制作した作品を販売できます。
固定の出品料を抑えたい場合
出品料は無料です。
ただし、販売時の成約手数料を含めて採算を確認する必要があります。
作品だけでなく作り手としての活動も伝えたい場合
作品の背景やものづくりへの考え方を含め、作り手として情報を発信していく販売スタイルを検討できます。
iichiを利用する前に確認したいポイント
iichiで特に確認しておきたいのが成約手数料です。
記事作成時点では作品代金の20%(税込)となっており、minneやCreemaとは料率が異なります。
ただし、手数料は「低ければサービスとして優れている」「高ければ劣っている」と単純に判断できるものではありません。
販売する作品のジャンル、想定する購入者、マーケットの特徴、販売価格なども含めて判断する必要があります。
複数サービスへ同じ作品を出品する場合には、各サービスの規約や在庫管理にも注意しましょう。
iichiのまとめ
iichiは、手仕事による作品を中心に扱うオンラインマーケットです。
出品料は無料で、記事作成時点では作品が売れた場合に作品代金の20%(税込)の成約手数料が発生します。
minne・Creemaと同じマーケットプレイス型に分類できますが、手数料体系やサービスの見せ方などには違いがあります。
料金だけではなく、自分が制作する作品やブランドの方向性を踏まえて比較しましょう。
BASE(ベイス)

出典:BASE公式サイト
BASE(ベイス)は、BASE株式会社が提供するネットショップ作成サービスです。
minne・Creema・iichiとは販売の仕組みに大きな違いがあります。
minneなどは一つのマーケットの中に多くの作家が作品を掲載する「マーケットプレイス型」ですが、BASEは自分自身のネットショップを開設するためのサービスです。
そのため、ハンドメイド作品を販売できるという目的は共通していても、集客方法やショップの作り方などが異なります。
BASEの特徴
自分のネットショップを作成できる
BASEでは、自分のショップ名やデザインなどを設定し、独立したネットショップとして商品を販売できます。
ハンドメイド作家が自分のブランドを立ち上げ、ブランド名を前面に出して販売したい場合にも利用できます。
マーケットプレイスの中に作品を出品する方式とは異なるため、「自分のお店を持ちたい」という場合に比較したいサービスです。
スタンダードプランは初期費用・月額費用0円
BASEには複数の料金プランがあります。
記事作成時点のスタンダードプランは、初期費用0円、月額費用0円です。
商品が売れた場合に決済手数料とサービス利用料が発生します。
販売開始前から月額固定費を負担する方式ではないため、小規模なネットショップから始める場合にも検討できます。
ショップ運営に必要な機能を追加できる
BASEにはネットショップ運営に利用できるさまざまな機能があります。
販売する商品の登録だけでなく、ショップデザイン、販促、顧客対応など、ショップ運営に関連する機能を利用できます。
マーケットプレイスに作品を掲載する方法よりも、自分のブランドとしてショップを作り込みたい場合に確認したいポイントです。
BASEの料金・販売手数料
BASEではプランによって料金体系が異なります。
記事作成時点で確認できる主なプランは「スタンダードプラン」と「グロースプラン」です。
スタンダードプラン
スタンダードプランは初期費用・月額費用が0円です。
通常の注文では、決済手数料3.6%+40円に加え、**サービス利用料3%**がかかります。
Amazon Pay、PayPal、PayPayなど一部の決済方法では決済手数料に1%が加算される場合があります。
グロースプラン
グロースプランは月額費用が発生する代わりに、通常の決済手数料が**2.9%**となり、サービス利用料は0円です。
公式サイトでは月払いと年払いで料金が異なるため、販売規模に応じてプランを比較する必要があります。
| 項目 | スタンダードプラン | グロースプラン |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 | 有料 |
| 通常の決済手数料 | 3.6%+40円 | 2.9% |
| サービス利用料 | 3% | 0円 |
| 一部決済方法 | 決済手数料に1%加算の場合あり | 決済手数料に1%加算の場合あり |
BASEとminneを比較する際は、表面上の手数料率だけで判断しないことが重要です。
BASEは独立型ネットショップ、minneはハンドメイドマーケットという違いがあるからです。
BASEでは自分のネットショップを作れる一方、SNSや既存顧客への案内、検索などを通じてショップを知ってもらう取り組みも重要になります。
BASEのおすすめポイント
自分のブランドを前面に出したショップを作れる
BASEはマーケットプレイスへの出品ではなく、自分のネットショップを開設できます。
ブランド名やショップの世界観を重視したい場合には、この違いが大きな比較ポイントになります。
月額0円から始められるプランがある
スタンダードプランでは初期費用・月額費用が0円です。
「ネットショップを開設したいが、販売開始時点から固定の月額費用を負担したくない」という場合にも検討できます。
ただし、商品が売れた際には決済手数料とサービス利用料が発生します。
販売規模に応じて料金プランを検討できる
BASEでは、固定費0円のスタンダードプランだけでなく、月額費用を支払う代わりに決済手数料を抑えたグロースプランも用意されています。
販売額が増えてきた場合には、毎月の売上と手数料を計算しながらプランを見直す方法があります。
BASEのキャンペーン・特典
BASEでは、時期に応じてショップ運営者向けの企画や購入者向けキャンペーン等が実施されることがあります。
一方、記事作成時点で、すべての新規ショップ開設者へ常時適用される一定額の金銭的特典として掲載できるキャンペーンは確認できませんでした。
期間限定のキャンペーンについては、開催時期によって内容が変わります。
ショップ開設時にはBASE公式サイトや公式のお知らせで、対象条件や開催期間を確認してください。
BASEの利用シーン
BASEは、例えば次のような販売スタイルを考えている場合に検討できます。
自分のブランドのネットショップを持ちたい場合
マーケット内の作家ページではなく、自分のショップとして販売できます。
SNSなどから購入者をショップへ案内したい場合
Instagramなどですでに作品を発信している場合、プロフィールや投稿などから自分のショップへ案内する販売方法を検討できます。
販売規模に応じて料金プランを選びたい場合
販売数が少ない時期はスタンダードプランを利用し、売上規模に応じて有料プランを検討するなど、料金体系を比較できます。
BASEを利用する前に確認したいポイント
BASEはminneやCreemaのようなハンドメイド専門マーケットとは異なります。
自分のネットショップを作れることはメリットになり得る一方、ショップへの集客についても考える必要があります。
例えば、
SNSで作品を紹介する
イベントでショップを案内する
既存顧客にオンラインショップを知らせる
検索から見つけてもらえるコンテンツを作る
など、ショップへの入口を増やす取り組みが重要になります。
「ネットショップを開設すること」と「購入者がショップへ訪れること」は別である点を理解しておきましょう。
BASEのまとめ
BASEはBASE株式会社が提供するネットショップ作成サービスです。
minne・Creema・iichiのようなハンドメイドマーケットへ作品を出品する方式ではなく、自分自身のネットショップを開設できます。
スタンダードプランは初期費用・月額費用0円で、商品が売れた場合に通常「3.6%+40円」の決済手数料と3%のサービス利用料が発生します。
ブランドのショップを作りたい場合には比較候補になりますが、マーケットプレイス型サービスとは集客の仕組みが異なる点を理解して選びましょう。
minne・Creema・iichi・BASEの違いを比較
ここまで紹介した4サービスを一覧で整理します。
| 比較項目 | minne | Creema | iichi | BASE |
|---|---|---|---|---|
| サービス形態 | ハンドメイドマーケット | ハンドメイドマーケット | 手仕事のオンラインマーケット | ネットショップ作成サービス |
| 運営会社 | GMOペパボ株式会社 | 株式会社クリーマ | iichi運営事業者 | BASE株式会社 |
| 登録・出品時の基本費用 | 無料 | 無料 | 出品無料 | スタンダードプランは初期費用・月額0円 |
| 通常の販売・成約手数料 | 注文額の10.659%(税込) | 決済総額の10.67%(税込) | 作品代金の20%(税込) | スタンダード:決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3% |
| 送料の手数料計算 | 対象 | 決済総額に含む | 作品代金を基準 | 注文・決済条件に応じて計算 |
| 自分の独立ショップ | マーケット内のショップ | マーケット内のショップ | マーケット内で販売 | 開設可能 |
| ハンドメイド作品を探すマーケット内で販売 | ○ | ○ | ○ | マーケットプレイス型とは異なる |
| 固定月額0円から開始 | ○ | ○ | ○ | ○(スタンダード) |
| 販売時の主な特徴 | minne内で作品を販売 | Creema内で作品を販売 | 手仕事中心の市場で販売 | 自分のネットショップで販売 |
※上表は各サービスの料金体系を分かりやすく整理したものです。各社で「手数料」の定義や計算対象が異なるため、数字だけを横並びにして単純比較することはできません。
また、料金・手数料・プラン内容は記事作成時点の情報であり、変更される場合があります。登録前には各公式サイトで最新の料金と適用条件をご確認ください。
minneと他サービスを比較するときに重要なポイント
4サービスを比較すると、まず確認したいのは**「マーケットプレイスへ出品したいのか、自分のネットショップを持ちたいのか」**という違いです。
minne・Creema・iichiは、すでに存在するマーケットの中に作品を掲載する方式です。
一方、BASEは自分自身のネットショップを開設する方式です。
初めてハンドメイド作品を販売する場合、手数料の数字だけに注目しがちですが、販売の仕組みが違えば必要になる集客方法も変わります。
次章では、これからネット販売を始める方がどのような基準でサービスを選べばよいのか、具体的に解説します。
ハンドメイド販売サービスの選び方
minne・Creema・iichi・BASEには、それぞれ販売方法や料金体系などに違いがあります。
これからハンドメイド販売を始める場合、「手数料が何%なのか」だけでサービスを決めるのではなく、自分がどのように作品を販売していきたいのかを整理したうえで比較することが大切です。
ここからは、初めてネット販売を行う方が確認しておきたいポイントを解説します。
1.マーケットプレイス型かネットショップ型か確認する
最初に確認したいのが、サービスの仕組みです。
今回比較したサービスでは、minne・Creema・iichiはマーケットプレイス型、BASEはネットショップ作成型という違いがあります。
マーケットプレイス型
マーケットプレイス型は、一つの大きなオンラインマーケットの中で複数の販売者が作品を販売する仕組みです。
minneであればminne、CreemaであればCreemaというマーケットを訪れたユーザーが、カテゴリーやキーワードなどから作品を探します。
ハンドメイド作品を探す目的でマーケットを利用するユーザーに作品を見てもらえる可能性があることが特徴です。
一方、同じカテゴリーにはほかの作家の作品も掲載されます。
そのため、作品写真や説明文、価格、ショップのコンセプトなどを工夫して、自分の作品の特徴を分かりやすく伝えることが重要です。
ネットショップ型
BASEのようなネットショップ作成サービスでは、自分自身のオンラインショップを開設できます。
ショップ名やブランドの世界観を打ち出しやすく、自分のブランドとして販売環境を整えたい場合に検討できます。
一方で、ショップを開設しただけで購入希望者が自動的に訪れるわけではありません。
SNS、イベント、検索、既存顧客への案内などを通じて、自分のショップを知ってもらう取り組みも必要になります。
どちらが一律に適しているというものではありません。
初めてネット販売を行う場合は、作品を販売する場所だけでなく、「購入者にどのように見つけてもらうのか」まで考えて選びましょう。
2.初期費用と月額費用を確認する
まだ販売実績がない段階では、固定費も重要な比較ポイントです。
今回紹介したminneは販売者登録が無料です。
Creemaも出店・出品は無料、iichiも出品料は無料となっています。
BASEのスタンダードプランも初期費用・月額費用0円から利用できます。
ただし、ここで注意したいのは、「登録無料」「月額無料」と「販売に一切費用がかからない」は同じ意味ではないことです。
作品が売れた場合には、販売手数料や成約手数料、決済手数料、サービス利用料などが発生する場合があります。
そのため、
「登録するときにいくらかかるか」
だけではなく、
「3,000円の商品が1個売れたら、どのような費用が発生するか」
という視点でも比較すると分かりやすくなります。
3.販売手数料の「計算対象」まで確認する
販売手数料を見るときには、料率だけを比較しないことが重要です。
サービスによって、手数料の名称や計算方法、対象となる金額が異なるためです。
例えばminneの通常販売手数料は、作品価格だけではなく、購入オプション価格と送料を含む注文額を基準に計算されます。
Creemaも作品・素材の場合は、送料を含む決済総額を基準として成約手数料が計算されます。
一方、iichiでは作品代金を基準とした成約手数料が設定されています。
BASEではマーケットプレイスの「成約手数料」とは仕組みが異なり、利用プランや決済方法などに応じて決済手数料・サービス利用料等が発生します。
したがって、
「A社は約10%、B社は約7%だからB社のほうが必ず安い」
というような単純比較は適切ではありません。
自分が実際に販売する価格や送料を当てはめて計算することが大切です。
4.振込時の費用や売上金の受取条件を確認する
ネット販売では、作品が売れた瞬間に販売価格全額が銀行口座へ入金されるとは限りません。
サービスによって売上確定日、締め日、振込日、最低振込金額、振込手数料などが設定されています。
例えばminneでは、通常の販売手数料とは別に売上金の振込時に1回220円の振込手数料が発生します。
販売を始めたばかりで月の売上が少ない場合、こうした固定額の手数料が利益に占める割合も大きくなる可能性があります。
「いつ入金されるのか」
「振込手数料はいくらか」
「少額の売上はどう扱われるのか」
まで確認しておきましょう。
ハンドメイド作品の販売価格はどう決める?
ネット販売を始めるときに悩みやすいのが販売価格です。
周囲の作品だけを見て価格を決めると、自分の制作コストを回収できない場合があります。
販売価格を検討するときには、少なくとも次のような費用を整理してみましょう。
材料費
金具、生地、糸、木材、塗料、包装材料など、作品制作に使用する材料の費用です。
制作に必要な費用
作品によっては工具、設備、電気などに費用がかかります。
また、継続的に販売する場合は制作時間についても考える必要があります。
梱包費
箱、封筒、緩衝材、台紙、シールなどの費用です。
一つあたりでは小さな金額でも、販売数が増えると負担も増えます。
送料
作品のサイズや重量、配送方法によって異なります。
購入者から送料を受け取る場合でも、サービスによっては送料部分が販売手数料の計算対象になります。
販売サービスの手数料
販売手数料、成約手数料、決済手数料、サービス利用料などです。
振込に関する費用
売上金を銀行口座へ振り込む際に手数料がかかるサービスもあります。
これらを整理したうえで、継続可能な価格になっているかを確認しましょう。
初めてハンドメイド販売をするときに失敗しやすいポイント
作品価格だけを見て利益を計算する
例えば3,000円の作品が売れたとしても、3,000円すべてが利益になるわけではありません。
材料費、販売手数料、梱包費、送料などが発生します。
売上と利益を混同しないことが重要です。
手数料率だけで販売サービスを決める
販売サービスは手数料だけでなく、販売方式そのものが異なります。
マーケットプレイスで作品を販売するのか、自分のネットショップへ購入者を集めるのかによって、必要な販売活動も変わります。
料金とサービス内容の両方を確認しましょう。
写真を十分に用意しない
ネット販売では、購入者は作品を直接手に取って確認できません。
そのため写真は重要な情報になります。
作品全体だけでなく、
サイズ感が分かる写真
細部が分かる写真
別の角度から撮影した写真
使用イメージが伝わる写真
などを、作品に応じて用意するとよいでしょう。
実物とかけ離れた色や質感に加工するのではなく、購入判断に必要な情報が伝わる写真を意識することが大切です。
商品説明が短すぎる
「ハンドメイドピアスです」といった説明だけでは、購入者が必要な情報を確認できない可能性があります。
例えばアクセサリーであれば、
素材
サイズ
重量
金具の種類
取り扱い方法
個体差の有無
発送までの日数
など、作品に応じて必要な情報を記載しましょう。
発送方法を決めずに販売を始める
注文が入ってから配送方法を考えると、想定していた送料と実際の送料に差が出る場合があります。
販売前に作品を梱包した状態のおおよそのサイズや重量を確認し、利用できる配送方法を調べておきましょう。
破損しやすい作品では、価格だけで配送方法を選ばず、作品を安全に届けられるかも重要です。
在庫管理を曖昧にする
複数のサービスで同じ一点物を販売する場合は特に注意が必要です。
一つのサービスで売れた作品を、別サービスで販売中のままにしていると、同じ作品へ注文が重なる可能性があります。
複数サービスを併用するときは、在庫数を管理する仕組みを決めておきましょう。
用途別に考えるハンドメイド販売サービスの選択例
ここでは特定サービスの優劣を決めるのではなく、販売スタイルごとに確認したいポイントを整理します。
初めてマーケットプレイスで販売したい
ハンドメイド作品を扱う既存マーケットへ出品したい場合は、minne・Creema・iichiを比較できます。
それぞれ登録・出品時の費用、販売成立時の手数料、扱えるカテゴリーなどを確認してください。
ASP情報で想定した「自分で作った作品をまず販売してみたい」という方であれば、販売者登録が無料のminneも比較候補の一つです。
自分のネットショップを持ちたい
作家名・ブランド名を前面に出した独立型ショップを作りたい場合は、BASEのようなネットショップ作成サービスを検討できます。
ただし、自分でショップへ購入者を呼び込む取り組みも重要になります。
SNSなどですでに作品を発信している場合は、SNSからネットショップへ誘導する販売方法も考えられます。
複数サービスを利用したい
必ず一つの販売サービスだけに限定しなければならないとは限りません。
各サービスの利用規約等を確認したうえで、複数の販売チャネルを運用する方法もあります。
ただし、販売先が増えるほど、
在庫管理
注文管理
問い合わせ対応
発送管理
商品情報の更新
などの作業も増えます。
特に一点物を複数サービスへ掲載する場合は、売り違いが発生しないよう注意が必要です。
最初から多くのサービスを同時に管理するのが難しい場合は、運用できる範囲から始める方法もあります。
ハンドメイド販売を始める前に確認したい法律・ルール
ハンドメイド作品であっても、販売する以上は各種法令や販売サービスの利用規約を確認する必要があります。
販売する商品によって必要な確認事項は異なります。
他者の著作物や商標などを無断で利用しない
アニメ・漫画・ゲームのキャラクター、ブランドロゴ、他者が制作したイラストなどには、著作権や商標権等の権利が関係する場合があります。
「自分で手作りした商品だから自由に販売できる」とは限りません。
第三者の知的財産を利用する場合は、販売できる権利や許諾があるか確認する必要があります。
食品販売は必要な許可・届出などを確認する
minneなどでは食品を扱えるカテゴリーがありますが、食品は雑貨やアクセサリーとは異なる規制があります。
食品の種類、製造場所、製造方法などによって必要となる営業許可や届出が異なる場合があります。
また、食品表示法等に基づく表示も確認する必要があります。
販売サービスへ登録できることだけを根拠に販売を始めず、管轄する保健所などへ必要な手続きを確認してください。
化粧品などは薬機法に注意する
手作り石けんや化粧品に該当するものなど、製造・販売に法的な規制が関係する商品があります。
「ハンドメイドだから」という理由で自由に製造・販売できるとは限りません。
商品カテゴリーごとの法令と、利用する販売サービスの出品規約を確認しましょう。
minneに関するよくある質問
Q1.minneは無料で作品を販売できますか?
販売者登録は無料です。
ただし、作品が売れた場合には販売手数料が発生します。
記事作成時点の通常販売手数料は、「作品価格+購入オプション価格+送料」の10.659%(税込)です。
また、売上金の振込時には1回220円の振込手数料がかかります。
そのため、「登録無料」と「販売に関する費用がすべて無料」は異なります。
Q2.minneの販売手数料はいくらですか?
通常の販売手数料は注文額の10.659%(税込)です。
計算対象には作品価格だけでなく、購入オプション価格と送料も含まれます。
有料サービス等を利用する場合は料金体系が異なることがあるため、利用するプランの最新条件を確認してください。
Q3.minneは初心者でも販売できますか?
minneでは販売者登録を無料で行え、決済もminneが仲介します。
そのため、これから初めてハンドメイド作品をオンライン販売する場合にも検討できるサービスです。
ただし、作品の写真撮影、説明文作成、価格設定、梱包、発送、購入者への対応などは販売者自身が行う必要があります。
初めて販売する場合は、登録方法だけでなく注文後の流れも確認しておくとよいでしょう。
Q4.minneとCreemaの違いは何ですか?
どちらもハンドメイド・クリエイター作品を扱うマーケットプレイスですが、運営会社、手数料体系、サービス内容、カテゴリー構成などに違いがあります。
記事作成時点では、minneの通常販売手数料は注文額の10.659%(税込)、Creemaの作品・素材の成約手数料は決済総額の10.67%(税込)です。
数字は近いものの、サービス選びでは料率だけでなく、自分が販売する作品のカテゴリーや販売方法なども確認しましょう。
Q5.minneとBASEは何が違いますか?
大きな違いはサービスの形態です。
minneはハンドメイドマーケットの中へ作品を掲載するマーケットプレイス型です。
BASEは自分自身のネットショップを作成するサービスです。
そのため、作品の販売場所だけでなく、購入者にショップや作品を見つけてもらう方法も異なります。
「ハンドメイドマーケットへ出品したいのか」「自分のブランドのネットショップを作りたいのか」という視点で比較すると違いを整理しやすくなります。
Q6.minneでは食品も販売できますか?
所定の条件を満たした食品については販売できます。
ただし、食品販売では、食品の種類や製造方法などによって営業許可や届出等が必要になる場合があります。
minneの出品条件だけでなく、関連法令や管轄する保健所等の案内も確認してください。
Q7.minneに出品すればすぐに売れますか?
出品したことだけを理由に購入されるとは限りません。
購入者は写真、作品説明、価格、送料、発送までの日数などを確認し、ほかの作品とも比較しながら購入を検討します。
作品の特徴が伝わる写真や説明文を用意し、販売条件を分かりやすくすることが重要です。
Q8.minneとほかのサービスを併用できますか?
複数の販売サービスを利用する方法はありますが、それぞれの最新の利用規約や出品条件を確認する必要があります。
特に一点物を複数の販売先へ掲載する場合は、同時注文による在庫不足が発生しないよう管理しましょう。
Q9.ハンドメイド作品はいくらで販売すればよいですか?
一律の適正価格があるわけではありません。
材料費だけでなく、制作に必要なコスト、梱包資材、送料、販売手数料などを整理して価格を検討する必要があります。
他の作品の価格は参考情報になりますが、それだけで価格を決定すると、自分の制作コストを回収できない可能性があります。
Q10.ハンドメイド販売を始めるなら一つのサービスに絞るべきですか?
一つに限定する必要があるとは限りません。
複数サービスを利用すると販売経路を増やせる一方、在庫・注文・発送・問い合わせなどの管理作業も増えます。
初めて販売する場合は、自分が無理なく管理できる範囲を考えて販売先を決めましょう。
まとめ|minneと他サービスを比較して自分に合う販売方法を検討しよう
ハンドメイド作品をオンラインで販売する方法には、既存のハンドメイドマーケットへ出品する方法と、自分のネットショップを開設する方法があります。
今回比較したサービスでは、
minne・Creema・iichiはマーケットプレイス型、BASEはネットショップ作成型という違いがあります。
minneはGMOペパボ株式会社が運営するハンドメイドマーケットで、販売者登録は無料です。
記事作成時点の通常販売手数料は、「作品価格+購入オプション価格+送料」の10.659%(税込)。売上金の振込時には1回220円の振込手数料がかかります。
決済はminneが仲介するため、販売者自身が個別に購入者から代金を回収する仕組みではありません。
そのため、
「自分で制作した作品をオンラインで販売してみたい」
「独自の決済システムを準備せずに作品販売を始めたい」
「ハンドメイド作品を扱うマーケットへ出品したい」
という場合には、minneも比較候補になります。
一方、Creemaやiichiにもそれぞれ異なる特徴があり、自分のブランドの独立したネットショップを作りたい場合にはBASEのようなサービスも選択肢になります。
重要なのは、一つのサービスだけを見て決めるのではなく、
販売手数料
固定費
手数料の計算対象
売上金の受取条件
販売したい作品のカテゴリー
マーケットプレイス型かネットショップ型か
自分でどの程度集客するのか
といった項目を同じ基準で確認することです。
また、ネット販売では作品を登録するだけでなく、写真撮影、商品説明、価格設定、在庫管理、梱包、発送、購入者対応なども必要になります。
まずは自分が販売したい作品と販売スタイルを整理し、各サービスの最新条件を確認したうえで販売先を検討しましょう。
料金・手数料・キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。実際に登録・販売を行う際には、必ず各サービスの公式サイトで最新情報と適用条件をご確認ください。